【高校受験2025】三重県立高、全日制の募集定員200人減

AI要約

三重県教育委員会が2025年度三重県立高等学校入学定員と入学者選抜に関する実施要項を公表しました。全日制課程の募集定員は200人減の1万240人で、前年度と比較して減少しています。

学校ごとの入学定員の変更や新設校、学科改編の情報も含まれており、検査内容の変更もあります。入学者選抜は前期選抜、特別選抜、スポーツ特別枠選抜などで構成されます。

教育委員会のWebサイトには各高校別の入学定員や実施要項が掲載されているので、詳細な情報はそちらを参照してください。

【高校受験2025】三重県立高、全日制の募集定員200人減

 三重県教育委員会は2024年7月5日、2025年度(令和7年度)三重県立高等学校入学定員および入学者選抜に関する実施要項などを公表した。全日制課程の募集定員は1万240人で、前年度と比較して200人減となる。

 2025年度三重県立高等学校募集定員総数は、全日制課程が前年度比200人減の1万240人、定時制・通信制課程は前年度から増減なく、定時制が770人、通信制が500人。

 入学定員を減員する学校(学科・コース)は、神戸(普通)、白子(普通)、石薬師(普通)、津東(普通)の4校が各校1学級40人減となる。

 熊野青藍高校を新設し、木本校舎は全日制課程普通科3学級と総合学科1学級、定時制課程普通科1学級、紀南校舎は全日制課程総合学科1学級を募集する。なお、木本高校および紀南高校は、入学者の募集を停止する。

 川越高校は「普通科」と「国際文理科」から「探究科」と「国際探究科」に、上野高校は「普通科」と「理数科」から「学際探究科」と「理数科」に改編し、定員を変更する。

 検査内容の変更は、白子(普通・生活創造)の前期選抜の集団面接を個人面接に、後期選抜の個人面接を集団面接に変更する。上野(理数)は前期選抜の個人面接を廃止、学科改編の上野(学際探究)は前期選抜で個人面接と学力検査を行う。新設される熊野青藍(総合)では前期選抜で個人面接と学力検査を行う。定時制課程の尾鷲(普通)は再募集の学力検査を、県作成から実施校作成に変更する。昴学園(総合)の作文は800字以内から600字程度に、鳥羽(総合)の作文は600字から2題・各250字程度に、志摩(普通)の個人面接は5分程度から10分程度に変更する。

 2025年度三重県立高等学校入学者選抜は前期選抜、連携型中高一貫に係る選抜、特別選抜、スポーツ特別枠選抜の検査は、2025年2月3日・4日に実施。追検査は2月10日。合格発表は2月13日に行う。後期選抜の検査は3月10日に実施し、合格発表は3月17日。再募集と後期選抜の追検査は3月21日、合格発表は3月25日に行う。

 三重県教育委員会のWebサイトでは、各高校別の入学定員や実施要項を一覧で掲載している。