幼稚園で「手足口病」による学級閉鎖「手足口病が増えている」県が注意を呼びかけ【岡山・倉敷市】

AI要約

岡山県倉敷市の幼稚園で手足口病による欠席があり、学級閉鎖が決定されたこと。

重症の園児はいないこと。

岡山県では手足口病の警報基準を上回り、注意喚起が行われていること。

幼稚園で「手足口病」による学級閉鎖「手足口病が増えている」県が注意を呼びかけ【岡山・倉敷市】

岡山県倉敷市の幼稚園できのう(9日)、手足口病などにより園児6人が欠席したことから、倉敷市はきょう(10日)この組を学級閉鎖とする措置をとりました。

倉敷市保健所によりますと、きのう(9日)倉敷市茶屋町の倉敷市立茶屋町西幼稚園(在籍53人)で、満4歳児ばら組に通う17人の園児のうち6人が手足口病や発熱・発疹などの症状を訴え欠席したことから、登園したこの組のほかの園児を早退させるとともに、学校保健安全法に基づいてきょう(10日)この組を学級閉鎖にしました。

入院などの重症の園児はいないということです。

岡山県では、定点当たりの患者報告数が、国が示している警報基準値の5を上回り、6月24日~30日には、過去10年でもっと多い11.43人となったことから、岡山県疫病感染症対策課が県民への注意を呼びかけています。

手足口病は、乳幼児を中心に、口や手足に水疱性の発疹が出る感染症で、岡山県などでは、感染を広げないために以下のことを呼びかけています。

・石鹸と流水による手洗いでウイルスをしっかりと防ぐ

・患者との密接な接触を避け、タオルの共用をやめる

・多くの人が触れる場所の器具やおもちゃなどの洗浄を消毒を行う

・患者の便の中にウイルスが排出されることがあるので、入場時の集団生活の場ではトイレ、おむつ交換の際も注意する