三重南部等に伝わる保存食…特産のカツオの生節作りが最盛期 釜ゆでした後に煙でいぶす 三重県尾鷲市

AI要約

三重県尾鷲市では、カツオの生節づくりが最盛期を迎えています。

尾鷲市の大瀬勇商店では、丁寧に骨を取り除いたカツオを燻して香ばしい生節に仕上げます。

2024年のカツオの水揚げは良好で、地元で生産された質の良い生節が全国に出荷されます。

三重南部等に伝わる保存食…特産のカツオの生節作りが最盛期 釜ゆでした後に煙でいぶす 三重県尾鷲市

 三重県尾鷲市では、特産のカツオの生節づくりが最盛期を迎えています。

 カツオの生節は三重南部などに古くから伝わる保存食で、尾鷲市の大瀬勇商店では、釜ゆでしたカツオから丁寧に骨を取り除いたあと、サクラやカシの木の煙で燻していきました。

 1時間から2時間ほど燻すと、ほんのりときつね色になり、香ばしい生節に仕上がります。

 2024年はカツオの水揚げが順調で脂の乗りも良く、例年通り質の良い生節ができたということです。

 作業は7月いっぱい続き、地元のスーパーなどのほか注文販売で全国に出荷されます。