1万円を支給、全社員に「特別手当」 社長が一人一人に手渡した“新1万円札” 発行されたお祝い&モチベUPを図った埼玉の企業「もちろん源泉徴収対象です」

AI要約

埼玉県深谷市折之口の産業廃棄物処理業「シタラ興産」が新1万円札の発行を祝い、特別手当として全社員に現金支給した。

設楽竜也社長はセレモニーで、栄一翁誕生の地である深谷で創業し、経済性と道徳性を両立させ社会に愛される会社を目指す考えを示した。

社員115人には新1万円札を直接手渡され、彼らは初めは神妙な面持ちだったが、渋沢の肖像画や特徴に魅了され笑顔に変わっていった。

1万円を支給、全社員に「特別手当」 社長が一人一人に手渡した“新1万円札” 発行されたお祝い&モチベUPを図った埼玉の企業「もちろん源泉徴収対象です」

 埼玉県深谷市折之口の産業廃棄物処理業「シタラ興産」は4日、渋沢栄一肖像の新1万円発行のお祝いを兼ねて、3日に発行されたばかりの新1万円札を「特別手当」扱いで全社員に現金支給した。

 配布前のセレモニーで設楽竜也社長は「わが社は栄一翁誕生の地・深谷で創業し、社員の皆さんと経済性と道徳性を両立させながら、社会に愛される会社となるよう進んできた。これからも社会から必要とされる会社であり続けなければならない」と訓示した。

 その後、集まった社員115人に対し、設楽社長自ら直接新1万円札を一人一人に手渡し。社員らは最初は神妙な面持ちで受け取っていたが、渋沢の肖像画やホログラム、透かしに見入ると徐々に笑顔に変わっていった。

 財務担当の原一男常務取締役は「栄一翁のふるさとで働いているという誇りを持ち、モチベーションアップにつなげてほしい。もちろん源泉徴収対象です」とこちらも笑顔だった。同社は第7回(平成29年度)渋沢栄一ビジネス大賞のベンチャースピリット部門で特別賞(ロボットによる産廃物自動選別)を受賞している。