入院患者から預かった現金をだまし取ったか 元看護師長の女を逮捕 岐阜病院

AI要約

2021年10月に岐阜市内の病院で元看護師長が不正書類を作成し、入院患者から5万2000円をだまし取った疑いで逮捕された。

容疑者は患者の払い出しの請求がないにもかかわらず、現金を払い戻すための書類を偽造して病院会計課へ提出。

捜査は病院関係者の相談から始まり、容疑者は容疑を否認している。

入院患者から預かった現金をだまし取ったか 元看護師長の女を逮捕 岐阜病院

  2021年10月ごろ、岐阜市内の病院で不正に書類を作成し、入院患者から預かっていた現金計5万2000円をだまし取ったとして、元看護師長の女が9日、逮捕されました。

  詐欺の疑いで逮捕されたのは、愛知県大治町に住む無職で、岐阜病院に勤務していた元看護師長の女(50)です。

  警察によりますと、女は2021年10月29日ごろ、病院が入院患者から預かっていた現金について、患者の払い出しの請求がないにもかかわらず、患者8人の現金を払い戻すための書類を不正に作成して病院会計課へ提出し、現金計5万2000円をだまし取った疑いが持たれています。

  警察は去年5月、病院の関係者から「看護師が患者の預かり金を着服している」という相談を受け、去年7月には病院から告訴状を受理。関係者から話を聞くなど捜査を続け、女を逮捕しました。

  調べに対し、女は容疑を否認しているということです。