青信号で横断中の小学４年生の男児死亡、ワゴン車ではねた64歳の男の初公判「私自身は記憶なく、警察の調査の現場検証とかした感じでは、間違いない」
AI要約
5月中旬、札幌市で横断歩道を渡っていた小学生がワゴン車にはねられ死亡。64歳の男が過失運転致死の罪で初公判で起訴内容を認めるものの、記憶がないと主張。
事故は会社員の男が自宅近くの交差点で意識もうろうのまま運転中に起こり、小学生が横断歩道を渡っている最中だった。裁判では被害者の父親も出廷する見込み。
裁判で男は記憶が曖昧だと述べつつも警察の調査結果を認め、過失運転致死の容疑を一部認める姿勢を示した。
５月中旬、札幌市豊平区で、青信号で横断歩道を渡っていた小学４年生の男の子をワゴン車ではね、死亡させた罪に問われている64歳の男の裁判…９日午後の初公判で、男は「記憶がない」としながらも、おおむね起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、札幌市豊平区の会社員、花田光夫被告64歳は５月16日午前８時20分ごろ、自宅近くの市道の丁字路交差点で、意識もうろうの状態でワゴン車を運転、青信号で横断歩道を渡っていた小学４年生の男の子をはね、死亡させた過失運転致死の罪に問われています。
９日午後、札幌地裁で開かれた初公判で、裁判長から「言っておきたいことは？」と問われたのに対し、花田被告は「私自身は記憶なく、警察の調査の現場検証とかした感じでは、間違いない」と答えました。
このあと公判には、被害者参加制度に基づき、男の子の父親も出廷する見通しです。
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