安倍元総理銃撃事件から2年 奈良市の事件現場に献花台
2020年7月8日、奈良市で安倍元総理が銃撃され亡くなった事件から2年が経過し、献花台が設けられました。
安倍元総理を偲び献花に訪れた人々や安倍派の参議院議員らが黙とうを捧げ、事件の公判が2025年以降に行われる見通しです。
また、事件当時応援演説を受けていた議員が遺影に献花し、関係者のみで献花式が行われました。
安倍元総理銃撃事件から8日で2年です。奈良市の事件現場には献花台が設けられています。
2022年7月8日、参議院選挙の応援演説のため奈良市で街頭演説中だった安倍元総理が銃で撃たれ死亡しました。事件から2年。現場となった近鉄大和西大寺駅前には、自民党奈良県連による献花台が設けられ、訪れた人が花を手向けました。
訪れた人は―
「もう2年になるのかなという感じですね。安倍さんのご冥福をお祈りに本日こちらの方にまいりました。」
「自民党も悪いしね。安倍さんがおったらなって思いますよね。そういう色々な思いがありますね。」
また事件発生時刻の午前11時30分ごろには、安倍派の参議院議員ら32人が黙とうを捧げました。事件をめぐっては山上徹也被告が殺人などの罪で起訴されていて、これまでに事件の争点などを整理する公判前整理手続きが4回開かれています。初公判は2025年以降になるとみられています。また、安倍元総理の留魂碑がある奈良市の三笠霊苑には、事件当時、応援演説を受けていた県選出の佐藤啓・参議院議員が献花に訪れました。
佐藤啓・参議院議員
「大変申し訳ないという自責の念にたえない2年間でありました。志また政策そういったものをしっかり引き継いでいかなければならない。」
三笠霊苑では午前11時から献花式などが、関係者のみで行われたということです。