空き家を宿泊施設へ ゲストハウス、8月1日オープン 福島県金山町

AI要約

福島県金山町内の空き家を再利用したゲストハウス「玉梨常楽」がオープン。町内住民有志による合同会社が設立し、観光客向けに古民家を宿泊施設として整備。観光庁の支援も受けている。

宿泊料金やシェアオーナー制度についても紹介。4人までの利用は1泊5万5千円で、5人以上は追加料金がかかる。シェアオーナー制度では1口100万円で参加可能。

お披露目会では、たまーりの代表が感謝の言葉を述べ、町長も祝辞を送る。これから施設が本格的に運営されると期待が寄せられている。

空き家を宿泊施設へ ゲストハウス、8月1日オープン 福島県金山町

 空き家となっていた福島県の金山町内の古民家2棟を再利用したゲストハウス「玉梨常楽(じょうらく)」は8月1日オープンする。現地でお披露目会が開かれ、関係者が観光客を迎える施設の完成を祝った。

 町内玉梨地区の住民有志によって設立された合同会社「たまーり」が、旧玉梨小近くで整備を進めていた。JR只見線が全線再開通し、多くの観光客が奥会津を訪れる中、古民家を魅力的な宿泊施設として生まれ変わらせ、里山文化の魅力を体験できる場所にした。観光庁の歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業に採択されている。

 お披露目会では、たまーりの栗城庄吉代表社員が「多くの方の協力で完成することができた。これからが本当の出発」と感謝の言葉を述べた。押部源二郎町長らが祝辞を述べた。

 宿泊料金は、4人までの利用が1泊5万5千円(税込み)で、利用人数が5人を超える場合は一人当たり1万1千円(同)の追加となる。1口100万円(同)の「シェアオーナー制度」も導入している。