熱中症疑い 岡山・真庭で80代女性死亡 県内で今年初めて

AI要約

岡山県真庭市内で熱中症とみられる症状で救急搬送された80代女性が死亡し、県内で熱中症の疑いによる搬送者の死亡が今年初めて確認された。

死亡者は炎中に屋外で倒れ、高温の日中に救急搬送された。市内の最高気温も平年を大幅に上回る36.6度まで上昇していた。

8日も暑さが続き、県内で相次いで熱中症とみられる症状で救急搬送される人が出た。福山市だけでも2人が救急搬送された。

熱中症疑い 岡山・真庭で80代女性死亡 県内で今年初めて

 岡山県真庭市内で7日に熱中症とみられる症状で救急搬送された80代女性が死亡していたことが8日、県への取材で分かった。県内で熱中症の疑いによる搬送者の死亡は今年初めて。

 県消防保安課などによると、女性は7日午後1時ごろ屋外で倒れており、救急搬送されたが死亡が確認されたという。市内では同日、最高気温が36・6度(平年29・7度)まで上昇していた。

 厳しい暑さが続いた8日も各地で救急搬送が相次いだ。消防の集計では、夕方までに県内で10~90代の男女32人が熱中症とみられる症状で運ばれた。福山市は2人。