徳島と愛媛で高齢女性計2人死亡、ともに熱中症の疑い

AI要約

徳島県と愛媛県で熱中症とみられる症状で計2人が死亡した。

徳島県では90代の女性が倒れ、病院に搬送されたが死亡が確認された。愛媛県では83歳の女性が畑で倒れ、病院に搬送されたが死亡が確認された。

気象庁によると、徳島市では34・3度の最高気温を観測した。愛媛県でも熱中症疑いの症例が発生した。

徳島と愛媛で高齢女性計2人死亡、ともに熱中症の疑い

 徳島県と愛媛県で6日、熱中症とみられる症状で計2人が死亡した。

 徳島県などによると、6日午後1時ごろ、徳島市山城町の住宅の敷地内で、90代の女性が倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが死亡が確認された。熱中症の疑いで死亡したとみられるという。

 気象庁によると、徳島市ではこの日、朝から気温がぐんぐんあがり、午後2時半ごろには34・3度の最高気温を観測した。

 一方、愛媛県警によると、6日午後3時半ごろ、同県松前町西古泉で、近くの女性(83)が畑で倒れているのを家族が発見。女性は松山市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。熱中症の疑いがあるという。

 伊予署によると、女性は午前中から80代の夫と農作業をしていた。夫も病院に搬送されたという。(能登智彦、神谷毅)