熱中症疑い、自宅や草取りなどで岐阜県内25人搬送 19地点で今年最高気温、多治見市38・2度

AI要約

岐阜地方で猛暑日が続く中、県内23地点で今年最高の気温が観測され、25人が熱中症の疑いで救急搬送されるなど、暑さの影響が深刻化している。

多治見市、大垣市などで最高気温を更新し、美濃加茂市の女性や下呂市の男性など重症者も出ている。

熱中症対策や水分補給など、十分な注意が必要な状況である。

 岐阜地方気象台によると、7日は県内23地点のうち、19地点で今年最高となる気温を記録した。多治見市で38・2度、大垣市で37・8度、岐阜市、美濃市、美濃加茂市で37・7度だった。飛騨市神岡で36・0度を示すなど、15地点で猛暑日となった。

 猛烈な暑さの影響で、県内では7日午後4時までに、今年最多となる25人が熱中症の疑いで救急搬送された。このうち、自宅で動けなくなった美濃加茂市の女性(85)、外で草取りをしていた下呂市の男性(99)がそれぞれ重症と診断されたほか、9人が中等症と診断された。