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「かもしれない」世界を子どもたちに ヨシタケシンスケさんの絵本 奥能登の小学校に贈る
能登半島地震で被害を受けた19の小学校にヨシタケシンスケさんの絵本が贈られた。
児童たちは絵本のプレゼントに喜び、ヨシタケシンスケさんの作品を楽しんでいる。
校長は、ヨシタケシンスケさんの本が楽に生きるヒントを提供していると語った。
![「かもしれない」世界を子どもたちに ヨシタケシンスケさんの絵本 奥能登の小学校に贈る](/img/article/20240704/6686620544d69.jpg)
独特の世界観で知られる人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの絵本が、能登半島地震で大きな被害を受けた奥能登にある19の小学校に贈られました。
絵本のプレゼントは、現在、金沢21世紀美術館で開かれている「ヨシタケシンスケ展かもしれない」の石川会場実行委員会が企画したものです。4日、奥能登2市2町にある19の小学校にヨシタケシンスケさんの絵本5冊が贈られました。
児童「ヨシタケシンスケさんの本は絵が面白いし、文章もおもしろい」「初めて見る本だからうれしかった!」
また、展覧会でも人気の「あなたのみらいはこれかもしれない箱」やヨシタケシンスケさんのオリジナルメッセージカードが配られると子どもたちに笑顔が広がります。
三井小学校 角間久美子校長「ヨシタケさんの本は深刻なことが起こっても、ものの見方によってそれを軽くしてくれる。肩の荷をおろして楽に生きるヒントをくれると思うので、すべての子たちに読んでもらいたいなと」
児童は、ヨシタケシンスケさんの「かもしれない」世界観を満喫していました。