広島大学が授業料引き上げ検討 反対の学生が1万3000人の署名集める「学生と大学側との対話を求める」

AI要約

広島大学で授業料引き上げ検討に反対する学生が署名活動を展開している。

学生は大学側に対話の機会を要求しており、プロセスの透明性を求めている。

原田さんたちは越智学長に署名を提出する予定である。

広島大学が授業料引き上げ検討 反対の学生が1万3000人の署名集める「学生と大学側との対話を求める」

国立大で相次ぐ授業料引き上げの動きを巡り、広島大学でも検討されていることを受け、値上げに反対する署名活動を行っている学生が、大学側に学生との対話の機会を設けるよう求めました。

広島大学の授業料引き上げに反対する署名を呼びかけているのは、文学部人文学科2年生の原田佳歩さんなど広島大学の学生2人です。

広島大学の越智光夫学長は、ことし5月の定例会見で授業料引き上げについて「検討している。上げる、上げないも含めて調整中」としていました。

原田さんたちは値上げの検討に至ったプロセスを明確に説明したうえで、学生との対話に応じることなどを求めて、オンラインで署名活動を開始し、先月4日から2日までに1万3186人の賛同を得たということです。

【広島大学 文学部人文学科2年生 原田 佳歩さん】

「プロセスが不透明であるのが、私は本質的に問題だと思っていて、大学の中のガバナンスにフォーカスして学生の意見も聞くようにということを訴えたい」

原田さんたちは来週中にも越智学長に署名を提出する予定だということです。