「水が玄関に来ていた」冠水や床下浸水、法面の崩れ… 未明の大雨で被害 広島

AI要約

広島県内で発達した雨雲により大雨被害が発生。冠水や土砂崩れなどの被害が報告される。

海田町では道路が冠水し、川の水位が上昇。住民の家床下が浸水するなど被害が拡大。

坂町では法面が崩れて通行不能となる事態も発生。再び強い雨が予想されるため、引き続き警戒が必要。

「水が玄関に来ていた」冠水や床下浸水、法面の崩れ… 未明の大雨で被害 広島

1日、広島県内は発達した雨雲がかかり、大雨となりました。県内では、冠水や土砂崩れるなどの被害がありました。

米田健太郎記者(1日午前5時半ごろ)

「また雨が強くなってきました。道路には大きな水たまりができています」

局地的には1時間50mmを超える、非常に激しい雨を観測。前日の降り始めからの雨量は西部の一部では150mmを超える大雨となっています。海田町にある国道2号・大正交差点付近のアンダーパスでは、道路が完全に冠水しました。

米田健太郎記者

「川が増水していて、すぐそこまで水位が上がってきています」

海田町に住む男性は自宅前を流れる川の水があふれ、床下浸水の被害に遭ったといいます。

自宅が床下浸水した男性

「(どこまで濡れた?)玄関まで水が来た。寝ていたんですよ。そうしたら午前3時か午前4時ぐらいに、ビチャビチャ音がするからどうしたんかな思って、ちょっと見てみたらもう水が来ていた」

一方、坂町の住宅街の一角では、法面が崩れ、通行できなくなっていました。

近くに住む人

「初めてですね。まさか、あんなになっとるとは。怖いですよね」

雨は、2日未明から再び強く降るおそれがあり、気象台は、土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫に警戒を続けるよう呼びかけています。