滋賀・米原で大雨による土砂崩れ 127世帯に「緊急安全確保」発令

AI要約

滋賀県米原市で大雨による土砂崩れが発生し、127世帯313人に対し「緊急安全確保」が発令された。

土砂が民家数軒と県道に流れ込んだが、けが人や行方不明者はいない。

一部通行止めになった県道や避難所への避難状況など、市の対応について報じられている。

滋賀・米原で大雨による土砂崩れ 127世帯に「緊急安全確保」発令

 滋賀県米原市は1日、大雨による土砂崩れが発生した伊吹自治会の127世帯313人に対し、警戒レベルが最も高い「緊急安全確保」を発令した。

 市によると、同市伊吹で1日朝、伊吹山の斜面が崩れ、土砂が民家数軒と県道に流れ込んだ。けが人や行方不明者はいないという。

 午前9時50分ごろ、「土砂崩れが起きている」と市に通報があり、市は午前10時45分に災害対策本部を設置。午前11時に「緊急安全確保」を発令した。

 仕事などで外出していた住民を除き、24人が一時避難所に指定されている伊吹生活改善センターに避難した。県道山東伊吹線は一部通行止めになっている。

 市は、土砂崩れの発生時に大雨警報が出ていなかったため、予見できなかったと説明している。【長谷川隆広】