13日の海開きを目指して 避難階段も設置 能登半島地震で津波被害をうけた「なおえつ海水浴場」で安全祈願祭 新潟県

AI要約

新潟県上越市のなおえつ海水浴場が元日の地震津波による被害から復旧を進めている。

安全祈願祭が行われ、7月13日の海開きを目指している。

被害額が1億円に上り、2軒の浜茶屋が今シーズンの開設を断念した。

13日の海開きを目指して 避難階段も設置 能登半島地震で津波被害をうけた「なおえつ海水浴場」で安全祈願祭 新潟県

元日の能登半島地震による津波で大きな被害を受けた新潟県上越市の「なおえつ海水浴場」は、資材が津波で流され、浜茶屋の開設準備も例年より1か月ほど遅れて始まったということですが、5割ほどまで復旧しているそうです。

地震から半年となる7月1日に安全祈願祭が行われ、13日の海開きを目指します。

上越市によりますと、津波が発生した際にいち早く高台に避難ができるよう、新たに“非常階段”をオープンに合わせて設置するということです。

なおえつ浜茶屋組合によりますと、被害額はおよそ1億円にのぼるということで、7軒あった浜茶屋のうち2軒は、今シーズンの開設を断念しました。

【なおえつ浜茶屋組合 桑原尚二組合長】

「津波という大きな被害はありましたけれども、安心してお客さまが来れるように安全対策はしますので、ぜひ遊びに来ていただきたい」

なおえつ海水浴場は8月18日まで開設され、最終日には震災復興を願う花火が打ち上げられるということです。