日本一ちっちゃな体長2㎝のトンボ、仲間が集まる「トンボの楽園」に姿を現す 水草に止まると体は風に揺れ…

AI要約

ハッチョウトンボが長野県伊那市新山地区の湿地で観察されている。

雄は赤、雌は黄褐色と黒の模様を持ち、8月まで観察可能。

現地観察会が7月6日に開催される。

日本一ちっちゃな体長2㎝のトンボ、仲間が集まる「トンボの楽園」に姿を現す 水草に止まると体は風に揺れ…

 体長約2センチで国内最小のトンボとされるハッチョウトンボが、長野県伊那市新山地区の湿地「トンボの楽園」で今年も姿を現している。梅雨の晴れ間となった27日、水草に止まり風に揺れていた。

 雄は赤、雌は黄褐色と黒のまだら模様。生息環境の整備に取り組んでいる「新山トンボの楽園を育てる会」によると、5月中旬に羽化を始めた。8月中旬まで観察できるという。

 一帯には約40種類のトンボがおり、秋まで楽しめる。同会の北原幸人(さちと)会長(73)は「いつでも来て自由に見てほしい。ただし見るだけ、写真を撮るだけにとどめて」。

 同会は7月6日午前9時~午後3時、現地観察会を開く。雨天の場合は7日に順延。問い合わせは北原さん(090・4598・1131)へ。