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山里に広がる「麦秋」、緑の田んぼと織りなすパッチワーク
長野県上田市の塩田地域で、小麦の収穫が行われた。信州うえだ農協によると、約200ヘクタールで県の開発品種「東山55号(しろゆたか)」を栽培し、毎年500トン程度の収穫がある。
農業宮沢敏弘さんによると、コンバインでの麦畑の刈り取りは風物詩であり、この時季の景色はパッチワークのようで美しい。
稲を育てる田んぼと並んで、麦畑の黄金色と火入れ後の煙が風景を彩っている。
![山里に広がる「麦秋」、緑の田んぼと織りなすパッチワーク](/img/article/20240628/667de314ce019.jpg)
塩田平も「麦秋」に―。長野県上田市の塩田地域で、小麦が実りの季節を迎えた。27日、黄金色に染まった畑の中をコンバインが行き来し、風に揺れる穂を刈り取っていった。
信州うえだ農協(本所・上田市)塩田地区事業部によると、同地域では約200ヘクタールで県の開発品種「東山55号(しろゆたか)」を栽培。昨秋に種をまき、6月下旬から7月上旬にかけて刈り取る。収穫量は例年、500トン程度だ。
コンバインを操縦していた農業宮沢敏弘さん(56)は黄金色の麦畑や、刈り取り後に火入れをした畑から上がる煙を眺め、「この時季の風物詩。稲を育てている田んぼもあって、パッチワークみたいな景色もいい」と話した。