AI導入に向け回答の精度を検証 岐阜県議会一般質問で古田知事が答弁

AI要約

岐阜県議会の定例会で、古田知事が全庁でのAI導入に向けた取り組み方針を示す。

県では災害情報や教育、農業などで既にAIを活用しており、今後も積極的に導入を進める。

古田知事は外国人県民への多言語対応など機能を生かした行政サービスの実現に向け、AIの学習と精度検証を進める方針。

AI導入に向け回答の精度を検証 岐阜県議会一般質問で古田知事が答弁

  岐阜県議会の定例会は26日から一般質問・質疑が始まり、行政サービスでのAIの活用について県の古田肇知事は、全庁での導入に向け、AIが出した回答の精度の検証に取り組む方針を示しました。

  これは26日から始まった県議会定例会の一般質問で、県民クラブの判治康信議員がAIの活用について県の対応をただしたものです。

  県ではこれまで、災害情報の収集や県立高校でのデジタル採点システム、それに農産物の品質向上や収穫量の安定に向けた技術開発などでAIが活用されています。

  答弁した古田知事は、今後、全庁でAIを導入するにあたり、外国人県民への多言語対応などAIの特性を生かした行政サービスを進めるため、今年度からAIに県政に関する情報を集中的に学習させ、回答の精度の検証に取り組むとしました。

  県議会定例会の一般質問・質疑は、27日と28日も行われます。