県民と議会つなぐ「ナビゲーター」をメディアで活躍の2人に委嘱

AI要約

栃木県議会は新たな取り組みとして「県議会ナビゲーター」の制度を導入し、2人の委嘱者が決定されました。

2人はメディアで活躍し、若い世代やファミリー層に親しまれており、日向野義幸議長、中島宏副議長から委嘱状を受け取りました。

26日には2人が議長と副議長と政治に関する意見を交換し、栃木県議会では若い世代への情報発信に力を入れている。

幅広い世代への情報発信を進める栃木県議会は新たな取り組みとして県民と議会をつなぐ「県議会ナビゲーター」の制度を導入しました。担当するのはとちぎテレビでも活躍する2人で26日委嘱状を受け取りました。

「県議会ナビゲーター」に委嘱されたのは、宇都宮市在住で番組リポーターとしても活動しているフリーアナウンサーの井出文恵さんと下野市在住で「イブ6プラス」に出演中のタレント、永井塁さんの2人です。

井出さんと永井さんはメディアで活躍し、若い世代やファミリー層に親しまれていることや広報番組「県議会ハイライト」を担当していることなどから「県議会ナビゲーター」に選ばれ日向野義幸議長、中島宏副議長から委嘱状を受け取りました。

2人はともに6歳の子どもを持ち生活の中で医療費や子育て支援制度など行政や政治への関わりを感じる機会が増えたといいます。

26日は続いて井出さんと永井さんが日向野議長、中島副議長と県議会や政治について感じていることや関心を高めるために必要な取り組みについて意見を交換しました。栃木県議会はこのところ県議会中継だけではなくSNSの公式Xでの発信や議員が中学校や高校を訪れる「県政ミーティング」の実施など若い世代へのPRにも力を入れています。日向野議長は「県議会ナビゲーターの制度は全国でも先駆的な取り組み。より開かれた県議会に向けて全国をリードする勢いで情報発信を進めて欲しい」と改めて2人に協力を求めました。