仁保川に合う蛍かご製作、仁保中2年生12人、地域住民招き麦わらで【山口】

AI要約

仁保中(糸本康浩校長、37人)で蛍かご作りの取り組みが行われた。生徒たちは地域ボランティアから指導を受け、伝統工芸品を完成させた。

毎年この時期に実施されている蛍かご作り。今年で4年目。材料の麦わらを確保するため最盛期には遅れたが、まだホタルが見られる。

岡村清美さんから手本を示された生徒たちは、丁寧に織り込みながらかごを作り上げ、それぞれが挑戦し自信を持っていた。

仁保川に合う蛍かご製作、仁保中2年生12人、地域住民招き麦わらで【山口】

 仁保中(糸本康浩校長、37人)で25日、蛍かご作りが行われ、2年生12人が地域ボランティアの岡村清美さん(74)から指導を受けて、ホタルが飛び交う仁保川に合う伝統工芸品を完成させた。

 地域文化への理解と地域住民との交流を目的に、毎年この時期に実施している。今年で4年目。材料の麦わらを確保するためホタルの最盛期には遅れたが、同川ではまだホタルが見られるという。

 最初に岡村さんが手本を示した。生徒たちは長さ10㌢程のわらを十字にしてかごの底部を形成。わらを継ぎ足して長さを調整し、折れないように丁寧に織り込んでいった。岡村さんに手伝ってもらいながら霧吹きで湿り気を与えるなど工夫して、かごを仕上げていった。

 野村茉央さんは「初めてやってみて、曲げるところが難しかった。自分なりに上手にできた」と話していた。