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「事業者による復旧が原則」山口県・村岡知事 考え改めて示す 大雨で被災の美祢線について
山口県の村岡知事は、JR美祢線の被災について復旧を事業者に委ねる考えを示しました。
JR美祢線の持続可能性を議論する新たな部会設置に慎重な姿勢を示しています。
地元の状況や自治体の意向を考慮し、部会設置への対応を検討するとしています。
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山口県の村岡知事は25日、去年の大雨で被災したJR美祢線について「事業者による復旧が原則である」という考えを改めて示しました。
6月定例県議会の一般質問で、自民党の森繁哲也議員の質問に答えました。
村岡嗣政知事
「鉄道が被災した場合には鉄道事業者による速やかな復旧が原則であり、被災し運休の状態にとめおいたまま、鉄道の持続可能性等の議論を進めようとすることは本来あるべき姿ではないと考えています」
JR美祢線は去年の大雨で被災し、全線で運休が続いています。JR西日本は5月、相当な費用がかかることから単独での復旧は困難との考えを示していて、美祢線の持続可能性を議論する新たな部会の設置を提案しました。これを受けて今日の答弁で村岡知事は、事業者による復旧が原則という考えを改めて示しました。
また美祢線が運休したまま、新たな部会で持続可能性の議論を進めることは「本来あるべき姿ではない」と述べました。部会の設置に応じるかは、地元の現状や沿線自治体の意向も踏まえて判断する考えです。