南岳で30代男性死亡、登山届は未提出 槍ケ岳山頂で写真送信後に連絡取れず、岐阜・高山市

AI要約

30代の男性が心肺停止の状態で倒れ、南岳の標高2300メートルの南沢で死亡が確認された。

男性は新穂高を出発し、槍ケ岳の山頂付近で友人に連絡が取れなくなった。22日未明から連絡が取れず、登山届は出していなかった。

県警山岳警備隊が捜索中に男性の遺体を発見。家族が槍ケ岳に登山に行ったことを心配し、連絡が入った。

南岳で30代男性死亡、登山届は未提出 槍ケ岳山頂で写真送信後に連絡取れず、岐阜・高山市

 24日午後2時ごろ、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の南岳(3033メートル)の標高2300メートルの南沢で、30代の男性が心肺停止の状態で倒れているのを長野県警のヘリが発見し、死亡が確認された。

 高山署によると、男性は22日未明に新穂高を出発。午前9時40分ごろ、槍ケ岳の山頂付近から友人に写真を送ったのを最後に連絡が取れなくなったという。22日午後11時10分、愛知県刈谷市の女性から「槍ケ岳に登山に行った息子と連絡が取れない」と署に連絡があり、県警山岳警備隊が捜索していた。登山届は出されていなかった。