松本パルコ前で「信州ワインサミット」 飲食店を巡る「ワイン月間」企画も

AI要約

長野県産のワインを楽しむイベント「信州ワインサミットin松本2024」が開催中。約60カ所のワイナリーが参加し、自家醸造のワインを提供。フード類の出店やライブ演奏も行われる。

実行委員会では6月を「信州ワイン月間」とし、県内の飲食店と連携したキャンペーンも展開中。蔵岡久男さんは地域と共に県内産ワインを盛り上げることに意欲を示す。

開催時間は17時~21時で、7月2日まで開催予定。

 長野県産のワインを楽しむイベント「信州ワインサミットin松本2024」が現在、松本パルコ前の花時計公園(松本市中央1)で開催されている。(松本経済新聞)

 県内の約60カ所のワイナリー・ビンヤード(ブドウ園)が参加し、自家醸造のワイン約140銘柄を提供する。ワインは購入時にグラス代金を預かり、グラス返却時に代金を返すデポジット制。会場内は「白 軽め」「白 重め」「赤 軽め」「赤 重め」「泡」の5ブースで構成し、ソムリエが常駐する。価格は、60ミリリットル=350円~3,950円、120ミリリットル=600円~7,500円、ボトル=2,600円~3万7,500円。

 フード類は市内の飲食店を中心に約10ブースが出店。ソーセージやピザ、たこ焼きや焼きそばのほか、ソフトクリームなどスイーツ類も販売する。園内にはテントを設け、約400席を用意。ステージではライブ演奏も行う。

 開催は8回目。実行委員長の蔵岡久男さんは「始めた頃から比べると、ワイナリーの数は倍以上。地元にこれだけ多彩なワインがあることを知ってほしい」と話す。

 実行委員会では6月を「信州ワイン月間」とし、飲食店などとも連携。松本市・塩尻市・安曇野市の飲食店で県内産のワインを飲んでハッシュタグを付けてインスタグラムに投稿すると、県内産ワインを進呈するキャンペーンを展開する(6月30日まで)。蔵岡さんは「地域が一体となって、県内産ワインと盛り上げていければ」と意気込む。

 開催時間は17時~21時(土曜・日曜は11時から)。7月2日まで。