2学期から「やま学の日」、開始に向けて仕組みづくり、市議会一般質問【山口】

AI要約

山口市は、県が今年度創設した「家族でやま学の日」を市内小・中学校で2学期中に開始する。

同制度は、「こどもや子育てにやさしい休み方改革」として県内の公立学校に導入されており、愛知県などに先行して取り入れられている。

制度導入に向けて、保護者や学校が円滑に活用できるよう仕組みづくりを進め、2学期中には開始できるようにする予定。

 山口市は、県が今年度創設した「家族でやま学の日」を市内小・中学校で2学期中に開始する。市議会6月定例会一般質問3日目の19日、倉増賢治議員(県都創生山口)の質問に宮崎知彦教育部長が答えた。

 同制度は、「こどもや子育てにやさしい休み方改革」の一環として、県内の公立学校に導入。児童・生徒が保護者の休暇に合わせて、授業日に校外での体験活動や探究活動を企画し、実行することができるもの。愛知県などが昨年度から導入し、山口県も全国的には先行して取り入れた。

 親子で一緒に過ごせる時間を増やし、子育ての楽しさや喜びを実感できるよう図り、人口減少、少子化に歯止めをかけることが趣旨。保護者の休暇に合わせて事前に学校に申請し、欠席扱いにはならず、年に3日程度の活用を可能にするとしている。

 宮崎教育部長は「制度導入については取得のための手順や取得する児童・生徒への学校の対応など保護者や学校が円滑に活用できるよう仕組みづくりを進め、2学期中には開始できるようにしたい」と説明した。