「反抗的な態度に感情的になってしまった」後輩隊員に暴言や胸ぐらをつかむなどの暴行か 航空自衛官を停職処分

AI要約

航空自衛隊春日基地の男性空士長が部下2人に暴言や暴行を加えたため、停職処分を受けた。

男性は、部下に対する暴行を認め、深く反省していると話している。

春日基地の指令は、再発防止に努めるとコメントしている。

「反抗的な態度に感情的になってしまった」後輩隊員に暴言や胸ぐらをつかむなどの暴行か 航空自衛官を停職処分

部下2人に暴言を浴びせたうえ、胸ぐらを掴む暴行を加えたとして、航空自衛隊春日基地は、20代の男性空士長を19日付で停職処分としました。

停職7日の処分を受けたのは、西部航空警戒管制団基地業務群に所属する20代の男性空士長です。

男性空士長は、去年9月から10月にかけて、部下2人に対して暴言を浴びせたうえ、胸ぐらを掴む暴行を加え、2人に身体的かつ精神的苦痛を与えました。

被害を受けた部下の親族から連絡を受けた上司が、男性空士長を問いただしたところ、事実関係を認めたということです。

男性は、「2人に対し、繰り返し指導を行っていたが期待する改善が見られなかった。また指導の際、反抗的な態度だったことに感情的になってしまった。深く反省している」などと話しているということです。

春日基地指令の津曲空将補(つまがり・くうしょうほ)は「このような事案が再び生起することがないように努めていく」とコメントしています。