映画「大室家」とコラボ アニメで富山県西部に活気

AI要約

「呉西地域コンテンツツーリズム協議会」が富山県高岡市をモデルにしたアニメ映画「大室家」の2作目に合わせてコラボ企画を展開。

映画は「ゆるゆり」の派生作品であり、地域を盛り上げるための取り組みが行われている。

コラボ事業にはスタンプラリーや特製乗車券、車内ポスターの展示などが含まれている。

映画「大室家」とコラボ アニメで富山県西部に活気

 アニメを生かした地域活性化に取り組む「呉西地域コンテンツツーリズム協議会」は、富山県高岡市をモデルにした風景が登場するアニメ映画「大室家」の2作目が21日に全国公開するのに合わせ、映画とコラボレーションしたスタンプラリーなどを行う。

 映画は女子中学生の日常を描いた人気漫画「ゆるゆり」の派生作品で、同漫画の人気キャラクター、大室櫻子とその姉妹に焦点を当てた物語。同協議会は1作目が公開されていた今年3月にも映画のオリジナルカードを制作しており、地域を盛り上げようとコラボ事業の第2弾を企画した。

 事業は▽スタンプラリーの実施▽万葉線の特別乗車券の販売▽万葉線の車内ポスターの掲示-の3種類。スタンプラリーは28日からJR城端線・氷見線の駅の観光案内所など県西部6市の10カ所で行い、全てのスタンプを押した人には特製缶バッジを贈る。

 乗車券はA5判で映画の登場人物が描かれている。千円分に特製ステッカーが付いて1500円。同日から万葉線本社などで販売する。車内ポスターは今月末から万葉線の5車両で掲示する。問い合わせは同協議会事務局、電話0766(20)1139(平日)。