青森県で「6月定例県議会」が開会 核燃税の改正条例案など16議案を提案

AI要約

6月県議会が13日に開会し、青森県むつ市で操業予定の中間貯蔵施設を核燃料税の対象に追加する改正条例案など、計16の議案が提案された。

知事は核燃料税の改正案により、貯蔵する核燃料に課税し、安全性確保や地域振興のための施策を実施する必要性を強調した。

税収見込みは2億5600万円で、一般質問は19日~21日までの3日間行われる。

青森県で「6月定例県議会」が開会 核燃税の改正条例案など16議案を提案

6月定例県議会が13日に開会し、青森県むつ市で操業を予定している中間貯蔵施設を核燃料税の対象に新たに追加する改正条例案など、16の議案が提案されました。

13日に開会した6月県議会では、はじめに会期を6月28日までの16日間と決めたあと、宮下宗一郎知事が16の議案を提案しました。

このうち、核燃料税の改正条例案は、むつ市で2024年7月~9月に操業を予定している使用済み核燃料の中間貯蔵施設で貯蔵する核燃料に、課税するものです。

青森県 宮下宗一郎知事

「使用済み燃料中間貯蔵施設の立地に伴い、安全性確保のための諸施策および、地域振興に資する諸施策を実施していく必要がある」

県はこれまでの説明で、貯蔵する核燃料のウラン1キロあたり620円を課税して、2028年度末までに2億5600万円の税収を見込んでいます。

一般質問は19日~21日までの3日間行われます。