次回「吉備路マラソン」2月23日 岡山・総社発着点、給食拡充などで盛り上げ

AI要約

岡山県総社市を発着点に早春の吉備路を駆け抜ける「そうじゃ吉備路マラソン」の2025年大会が2月23日に開催されることが決定した。

大会はフル、ハーフなど7種目でランナー定員は2万2千人で、給食の拡充や若者による運営組織の新設が計画されている。

過去の大会の成功を受けて、新しい取り組みや参加者の拡大が図られる予定で、今後の大会がさらに盛り上がることが期待される。

次回「吉備路マラソン」2月23日 岡山・総社発着点、給食拡充などで盛り上げ

 岡山県総社市を発着点に早春の吉備路を駆け抜ける「そうじゃ吉備路マラソン」の実行委員会は10日、2025年大会を2月23日に開くことを決めた。フル、ハーフなど7種目、ランナー定員計2万2千人は24年大会と同じで、給食の拡充や若者による運営組織の新設により一層の盛り上げを図る。

 市内で会合を開き、実行委を構成する岡山陸上競技協会、岡山県、市、市教委、山陽新聞社の関係者ら約30人が出席して決めた。

 種目はフル、ハーフのほか、10キロ、5キロ、3キロとランニングイベントの1・5キロ、車いすやベビーカーでの参加も可能なユニバーサルランの0・8キロ。対象を中学生以上としていた3キロは、出場希望を反映して小学4年生以上に拡大する。

 24年大会はコース途中の給水・給食所でそばや大判焼きといったオリジナル給食を提供して好評だったことから、メニューの種類を増やすとともに、フィニッシュ後に味わってもらう「マルシェエイド」を5、3キロで導入する。

 若者による運営は大学生ボランティアらによる「学生委員会」をつくり、沿道の応援や給水所の運営などを任せる方針。大会長の片岡聡一市長は「柔軟な発想と若いアイデアでより優れた大会にチェンジしていく」と述べた。

 24年大会は新型コロナウイルス禍前以来5年ぶりとなる7種目がそろい、全国から計1万956人が出場した。