ご当地ゆるキャラも「議員選」 沖縄の県選管が実施 オンライン投票も 県議選に合わせ

AI要約

県選挙管理委員会が模擬投票「ゆるキャラ議員選挙」を実施し、ご当地キャラクターたちの「熱き戦い」が始まる。

投票はオンラインや街頭で体験可能で、全市町村から選ばれた12候補が競う。

地域ごとの最多得票キャラクターは16日に発表される。

ご当地ゆるキャラも「議員選」 沖縄の県選管が実施 オンライン投票も 県議選に合わせ

 7日に告示された県議選を盛り上げようと、県選挙管理委員会が模擬投票「ゆるキャラ議員選挙」を実施する。特設サイトでのオンライン投票と、実際の投票の流れを模擬体験できる街頭活動を本島各地で展開する。自らの知名度を生かして投票率の向上のために「立候補」した、ご当地キャラクターたちの「熱き戦い」も始まった。

 投票は1人1キャラクターまでで、子どもも投票できる。北部、中部、南部、離島地区に分け、各3候補の計12候補を特設サイトで紹介する。同じページには実際の県議選関連の情報も掲載した。

 県選管によると、選挙を身近に感じてもらう取り組みで、普及啓発のためにゆるキャラの人気投票をするのは初とみられる。全市町村に要請し、「出馬の意向」を示したキャラクターを地域ごとの候補に絞り込んだ。担当者は「実際の選挙と投票の仕組みは違うが、幅広い世代に向けて選挙の明るさや楽しさを加えようと試みた」と語った。

 特設サイトでは、8日午前8時30分から15日午後11時59分まで投票できる。街頭での模擬投票は、ゆるキャラ候補も参加し、8日の名護市を皮切りに15日まで各地の大型商業施設で展開する。

 地域ごとの最多得票キャラクターは県議選投開票日の16日に発表予定。