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81年前爆発事故で沈没した戦艦「陸奥」の慰霊祭に遺族ら60人が参列
81年前の6月8日、戦艦「陸奥」の爆発事故による慰霊祭が行われた。
1121人が犠牲となり、生存者は現在わずか2人のみ。
遺族の高齢化も進んでおり、平和を願う声が高まっている。
![81年前爆発事故で沈没した戦艦「陸奥」の慰霊祭に遺族ら60人が参列](/img/article/20240608/6663f0e4405fc.jpg)
81年前の6月8日、爆発事故で沈没し1121人が犠牲となった戦艦「陸奥」の慰霊祭が、8日に周防大島町で開かれました。
慰霊祭には、遺族や地元関係者らおよそ60人が参列しました。
旧日本海軍の戦艦「陸奥」は1943年6月8日、岩国市の柱島沖に停泊中、原因不明の爆発事故を起こし沈没。
訓練のため乗艦していた予科練生124人を含む、1121人が犠牲となりました。
(東京から参列した椎塚はるひさん)※伯父が「陸奥」の事故で戦死
「(犠牲者は)自分たちの死が無駄になっていると思う、こんなに戦争の多い世の中で。日本にも危機感があるが、絶対戦争を起こさないようにするのが、亡くなった方々の願いと思う」
事故の生存者は現在わずか2人、いずれも100歳以上で参列が叶わなかったほか、遺族の高齢化も進んでいます。