9日と23日に施設建設で説明会 鴨川のにじいろはうす(千葉県)

AI要約

鴨川市内で子どもの居場所づくり事業に取り組む一般社団法人「にじいろはうす」は、交流の場「子ども第三の居場所・にじいろはうす」を開設する。

施設では、安心や食事、学習などを通じて子どもたちの「生き抜く力」を育む機会が提供される。

利用料は2027年3月末まで無料で、説明会も開催される。

鴨川市内で子どもの居場所づくり事業に取り組む一般社団法人「にじいろはうす」(加藤惠子代表理事)は、さまざまな課題を抱える子どもたちや、地域住民らが集う交流の場「子ども第三の居場所・にじいろはうす」を今年11月、同市花房に開設する。今月9日と23日に説明会を開き、施設の概要などを説明する予定で、地域住民にも参加を呼び掛けている。

同団体では、同市から委託を受け昨年、不登校などの小中学生を支援するフリースクール「ステーション」と、主に障害児の相談支援事業所を同市打墨に開設。教員経験者らがスタッフとして活動しており、障害児通所施設「放課後等デイサービス」も手掛けている。

今回の「子ども第三の居場所」では、さまざまな課題を抱える小中高生に、▽安心▽食事▽学習▽体験▽生活習慣――といった「生き抜く力」を育むための5つの機会を提供していくという。月・木・金曜の午後2時半から7時まで開設され、食事も提供される。

日本財団の「子ども第三の居場所」プロジェクトの助成を受け、現在施設を建設中で、地域住民が集うコミュニティーカフェを併設。第三の居場所の利用時間以外に利用でき、「多世代の交流の場」を目指す。

第三の居場所の利用料は、同財団の支援により、2027年3月末まで無料。利用には登録が必要で、同団体に申し込み後、面談を行う。

説明会は同市総合運動施設文化体育館2階会議室で、9日午後3時半~と、23日午前10時半~の2回開催される(両日とも同じ内容)。

担当者は「障害の有無や家庭環境に関わらず、全ての子どもたちが安心して過ごせる多機能な居場所をつくり、自分らしく生きていけるよう支援していきたい。地域の方々にも説明会に参加していただき、コミュニティーの場としての施設を知ってもらえたら」と話している。

詳細は、ホームページから。問い合わせは、にじいろはうす(04―7096―6423)へ。