岩手県で初めて豚熱が確認された養豚施設 延べ1346人が作業に従事し殺処分53%に
岩手県内で初めて家畜の豚熱が確認された養豚場において、防疫措置として豚の殺処分が進行中であり、5日夜時点で約53%の9382頭が処分済み。
豚熱の感染が確認された養豚場では、全体の約1万7500頭の豚の殺処分が実施され始め、作業は県外からの応援獣医師や県職員らによって行われている。
現在は総勢1346人の職員が従事し、殺処分豚の埋却作業も行われており、県全体での豚熱対策が進められている。
岩手県によりますと、県内で初めて家畜の豚熱が確認された養豚場で進められている防疫措置は、5日夜の時点で53%に当たる豚9382頭の殺処分が終了したということです。
豚熱が発生した洋野町の養豚場の豚約1万7500頭の殺処分は感染が確定した5月28日に始まりました。県の6月6日発表によりますと、5日午後7時現在、全体の約53%に当たる9382頭の殺処分が終了したということです。県外からの応援獣医師を含む県職員延べ1346人が作業に従事し、県建設業協会の協力で殺処分豚の埋却作業も行われています。