解体工事中に機械落下、作業員死亡 労働安全衛生法違反疑いで佐賀市の建設会社を書類送検 伊万里労基署

AI要約

伊万里労働基準監督署は建設会社と職長を労働安全衛生法違反で書類送検した。

送検容疑は、解体工事現場での労働災害に関連し、作業計画の不備が指摘された。

作業員が死亡した事故は、機械の落下が原因で発生した。

解体工事中に機械落下、作業員死亡 労働安全衛生法違反疑いで佐賀市の建設会社を書類送検 伊万里労基署

 伊万里労働基準監督署は6日、労働安全衛生法違反の疑いで、佐賀市の建設会社の丸信開発工業と同社職長の40代男性を佐賀地検武雄支部に書類送検した。

 書類送検容疑は2月12日、伊万里市の解体工事現場で、工事中に車両系建設機械が落下して作業員が死亡した労働災害について、建設機械の運行経路を示していないなど作業計画の内容に不備があった疑い。

 同労基署によると、現場の2階部分で解体用つかみ機を使って廃材を下ろす作業をしていた際、機械が1階部分に落下し、運転していた作業員が下敷きになった。