三社、小若みこしポスターを披露 世話人の会 三重・松阪市長を表敬訪問

AI要約

松阪祇園まつりに向けて、三社みこしのポスターを竹上市長に披露する安田会長ら4人の意気込みが語られた。

三社みこしや小若みこしの概要、掛け声、イベントの様子が紹介され、今年のポスターデザインや担い手募集の詳細が明かされた。

安田会長のコロナ禍への言及や、三社みこしと小若みこしへの担い手募集に関する詳細が述べられている。

三社、小若みこしポスターを披露 世話人の会 三重・松阪市長を表敬訪問

 7月13、14日に開催される「松阪祇園まつり」に向けて、三社みこしを主催する同世話人会の安田和東会長(66)=平生町=ら4人は5日午後1時から、市役所の竹上真人市長を表敬訪問し、三社みこしと小若みこしのポスター(各B2判)を披露して意気込みを語った。

 三社みこしは三重県松阪市の中心市街地にある御厨(本町)、八雲(日野町)、松阪(殿町)の各神社から、それぞれ重さ600キロ以上のみこしを担ぎ上げ、一帯を「チョーサヤ、チョーサヤ」との掛け声と共に勇壮に錬る。13日の夕方は日野町交差点に三社のみこしが集結し、威勢のよい練り込みで盛り上がりを見せる。

 この日は安田会長が「今年も開催させていただきたいと思います。よろしくお願いします」などと出来上がった二つのポスターと、法被を竹上市長に手渡した。三社みこしのポスターデザインは、「三社の熱い共演36年目の夏!チョーサヤ」と書かれ、今年の先頭となる御厨神社のみこしの写真を大きく配し、八雲神社、松阪神社、小若みこし、練り込みの写真を組み合わせたもの。千枚印刷し、市内各所に配布している。

 小若みこしのポスターは昨年の「三社小若みこし絵画コンクール」で、青空の下でそろいの法被姿で元気にみこしを担ぐ男たちを描き、教育長賞を受賞した中川怜於君(当時・徳和小2年)の作品を採用。300枚印刷した。

 竹上市長は「毎年かっこいいポスターですね。36年目ですか。市役所でも担ぎ手の募集をかけていますが、担いでみると楽しいですね」などと話した。

 訪問を終えて、安田会長は「コロナ禍が3年間あったので、担ぎ手が少し減ったけど、元に戻るように努力していきたい」と話した。

 三社みこしの担ぎ手として16歳以上の男女を募集。小若みこしは小学校4年生から中学3年生の男女300人を募集している。

 詳しくは同会ホームページ https://matsusaka-gionsan.jp/ 、または事務局TEL 0120(348)354 へ。