11回連続「県内の経済は緩やかに回復」 日銀長崎支店が定例会見で【長崎】

AI要約

日本銀行長崎支店は県内の経済が緩やかに回復しており、2023年6月から11回連続で判断を据え置いている。

個人消費、観光、住宅投資、設備投資など7分野全てで判断を据え置き、長崎駅前の再開発による設備投資は推移を見守る必要がある。

観光は回復傾向にあるが、ゴールデンウィークにおいて大都市圏と比べてインパクトは薄いとされ、長崎空港の国際線充実が観光振興に重要である。

日本銀行長崎支店は「県内の経済は緩やかに回復している」として、2023年6月から11回連続で判断を据え置きました。

個人消費や観光、住宅投資、設備投資など7分野の全てで判断を据え置きです。

設備投資については長崎駅前の再開発により2023年、2022年は高い水準にありましたが、再開発が終盤を迎えたため、今後は推移を見守りたいとしています。

観光については回復が続いているとしながらゴールデンウィークの状況を見ても、東京や大阪など大都市圏のようなインパクトは感じられないとしました。

観光が景気けん引の起爆剤となるためには「インバウンド」が重要として長崎空港の国際線の充実をあげています。