「7542-4468=」をサッと暗算できる…だれでも計算が得意になる「たし算・ひき算」のすごい裏技

AI要約

暗算が得意になる方法を勉強系YouTuberあきとんとんさんの著書から紹介。

たし算とひき算を暗算する方法を具体的に解説。

キリのいい数を活用し、2けたや3けたのたし算を短時間で解くテクニックを紹介。

どうすれば暗算が得意になるのか。勉強系YouTuberあきとんとんさんの著書『小学校で習う計算が5秒で解ける 算数 ひみつの7つ道具』(かんき出版)より、たし算とひき算を暗算する方法を紹介する――。

■楽に計算できる方法を教えるよ

 僕の名前はあきとんとん。算数の授業をしたり、動画を配信しているよ。この仕事をしていると、算数が苦手だって人から、相談を受けることが多いんだ。

 「算数ってむずかしいからきらい」

「小学校で一番いやなのは、算数の時間」

「分数? 割合? わからないよ……」

 そんな悩みを持つ君のために、この本を書いたよ。

 ひみつの7つ道具を使えるようになれば、2けたのたし算やかけ算、分数の約分や割合の計算は、5秒で解(と)けるようになるよ。「こんなに楽に計算できるんだ!」って君もおどろくはず。

■2けたのたし算が暗算で解ける

 ここで紹介する7つ道具の1つ目は「わけわけ算+(プラス)」! まずは、例題を解いてみよう!

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【例題①】

24+98=□

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 どんな風に計算したかな? ひっ算をすれば、すぐに解けたよね。

 でも……たし算をするとき「ひっ算で計算するの、めんどくさいな」なんて思うこと、ないかな?

 そんなときに便利なのが……わけわけ算+!

 やりかたを、これから紹介していくね!

 その前に……1つ、準備が必要かも。もう1つ問題を解いてみよう!

■「キリのいい数」をつくる

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【例題②】

次の内「キリのいい数」はどれかな?

29 30 33

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 答えは……30だよ!

 ここでは30や70、100のように、1けた目(1番右はしの数)が0の数を「キリのいい数」としてあつかっていくよ。

 〈その1〉

 キリのいい数(30、70、100など)になりそうな数を1つ選んで、あといくつでキリがよくなるかを考えてみよう。

 24と98のうち、あとすこしでキリがよくなりそうなのはどっち?

 ……そう、98だね!

 98に2をたしたら100になる! と考えよう!

 〈その2〉

 もう1つの数をわけわけしてあげる。

 今回は、24から2を98にあげちゃおう!

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24=22+2

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 というように、わけわけする!

 〈その3〉

 あわせて、完成!

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24+98

=22+2+98

=22+100

=122

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■3けた、4けたのたし算にも応用できる

 さてさて、ここで問題だよ。次の例題に、わけわけ算+は使えるかな?

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【例題】

224+159=□

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 答えは……使える! わけわけ算+は、数が大きくなっても使えるんだ!

 例題をもとに説明していくね!

 〈その1〉

 100、160、220など、キリがよくなりそうな数を1つ選んで、「あといくつでキリがよくなるか」を考えてみよう。

 今回は224と159なので、159に1をたしたら160になる! と考える!

 〈その2〉

 もう1つの数をわけわけしてあげる。224から1を159にあげるイメージ!

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224=223+1

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 〈その3〉

 あわせて、完成!

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224+159

=223+1+159

=223+160

=383

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