柴犬に18歳シニア犬との留守番を頼んだら…… 見守りカメラがとらえた行動に「優しい行動に涙が」「人間も見習わないと」

AI要約

シニアワンコに対する柴犬の愛情深い行動が話題に

ひまりちゃんのマロン先輩への優しい心配りに感動

その愛情深い姿に多くの視聴者が共感

柴犬に18歳シニア犬との留守番を頼んだら…… 見守りカメラがとらえた行動に「優しい行動に涙が」「人間も見習わないと」

 シニアの先輩ワンコに対する柴犬の愛情深い行動を捉えた動画がYouTubeチャンネル「豆柴ひまり」に投稿され、記事執筆時点で動画の再生数は9万4000回を突破。「ずっと心配してますね」「優しい行動に涙が」と反響が寄せられています。

 動画に登場するのは、柴犬の「ひまり」ちゃん2歳と、投稿者さんの実家で暮らしているパピヨン「マロン」ちゃん(通称マロン先輩)18歳。ひまりちゃんは、子犬のころからマロン先輩のことが大好きなのだそうです。今回の動画には、投稿者さんとひまりちゃんが実家に訪れたときの様子が公開されています。

 マロン先輩は、8月で19歳を迎えるおじいちゃんワンコ。ハイシニアということもあり、思うように体が動かせずもどかしいのか、起きている間は昼夜問わず鳴き続けることが増えたといいます。この日も不安そうに鳴き続けるマロン先輩のそばに行き、心配そうに見つめるひまりちゃん。その瞳はとても優しく、「そばにいるから安心してね」と伝えているかのようです。

 なお獣医師によると、マロン先輩は認知症があるものの、完全にわからなくなっているわけではなさそうとのこと。ごはんやおやつはしっかりと食べることができ、歩行器に乗って運動もしています。普段はオムツをつけていますが、トイレのときは自分から教えてくれるそうです。

 その後どうしても外出しなければならない用事があり、投稿者さんたちは15分ほど家を空けることに。以前もマロン先輩のことをひまりちゃんに託してお留守番をお願いしたことがありましたが、心配なのでリアルタイムで様子が見れる見守りカメラを設置し、ひまりちゃんに「マロンのことお願いね」「何かあったら呼んで。すぐ駆けつける、ちゃんと見とく」と伝えます。マロン先輩はいつも寝たら1時間ぐらい起きないため、寝ている間に出掛けることにしました。

 飼い主さんたちを見送ったあとは、マロン先輩が寝ているリビングに戻るひまりちゃん。マロン先輩と玄関の両方が見える位置をキープしたり、マロン先輩の近くに移動したりと、必ず視界にマロン先輩が入るように気を配ってくれているようです。その後、すぐに飼い主さんたちが帰宅しましたが、再びマロン先輩が鳴き始めてしまいました。それを目の前でじっと見守るひまりちゃん。近くで吠えられても、決して離れようとしません。

 その夜も、ひまりちゃんはマロン先輩や飼い主さんたちと同じ布団で就寝。実家にはひまりちゃん専用のハウスがあり、別室へ自由に行き来できるようにもなっていますが、それでもひまりちゃんはマロン先輩たちと一緒に寝たいようです。

 実はひまりちゃん、子犬のころからマロン先輩を守ろうとするような行動が見られることもあり、ひまりちゃんの中でマロン先輩は“守るべき存在”となっている様子。大好きなマロン先輩を守るため、いつでもそばにいたいのかもしれませんね。飼い主さんは「どうかこの愛おしい時間が永く永く続いてほしいと願います」とつづっています。

 コメント欄には「ひまりちゃん優しい」「愛ある行動」「ひまちゃんがマロン先輩に寄り添ってる姿に、胸がキュンとなりました」「人間も認知症の母には、どうしていいか分からない。そばにいるだけ。ワンコも同じなのかな?」といった反響が寄せられました。

 マロン先輩を見守るひまりちゃんの様子や、ひまりちゃんのあいらしい日常はYouTubeチャンネル「豆柴ひまり」のほか、Instagram(mameshiba_himari)からものぞくことができます。

画像提供:YouTubeチャンネル「豆柴ひまり」さん