居酒屋の「お通し」でお金がとられると聞きました。お通しはいらないのでその分の金額を引いてもらうことはできますか?

AI要約

お通しとは、飲食店で提供される最初の料理で、お酒のつまみとして楽しまれるもの。

突き出しや先付けとは異なり、お通しは別料金がかかることが多い。

お通し代は店によって異なり、無料で提供する店舗もある。

居酒屋の「お通し」でお金がとられると聞きました。お通しはいらないのでその分の金額を引いてもらうことはできますか?

居酒屋をはじめとした飲食店に行ったとき、最初にお通しが出てくる経験をしている人は多いでしょう。初めてお通しを経験したときは、勝手に出てくる上に会計にお通し代が追加されていることから戸惑う人もいます。

また、食べられない料理が出てきたら困るからと断りたい人もいるでしょう。

本記事では、日本の飲食店でよく提供されているお通しとは何か、お通しを断った際にお通し代は請求されるのかなどについて紹介します。

お通しとは、居酒屋をはじめとした飲食店で、最初のメニューを注文した後すぐに出てくる簡単な料理を指します。お酒を飲みながらつまむのにちょうどよい料理が多く、注文したメニューが提供されるまでのつなぎのような役割があります。

そもそもは、お客さまから注文を受けたと証明するために提供されていたもので、お客さまの注文をお通ししたという意味合いから、お通しと呼ばれるようになったそうです。

■「突き出し」や「先付け」との違いとは

お通しと似たものに、「突き出し」と「先付け」があります。すべて、入店してから最初に提供される料理という点で共通していますが、それぞれ由来が異なるのが特徴です。

突き出しは、主に関西地方でよく使われている言葉で、お客さまの注文状況とは関係なく「突き出す」ことから、突き出しと呼ばれるようになったといわれています。

また、先付けは懐石料理をはじめとしたコースのメニューに含まれている料理で、最初に提供されるメニューを指します。そのため、先付けはお通しのように別料金は発生しません。

■お通しは料金が発生するケースが多い

お通しには、一般的にお通し代が発生します。金額は店舗によって異なるため、金額が気になる方は、利用するお店に確認しましょう。

およそ300円~500円が相場のようですが、それ以上やそれ以下の店舗も多くあります。お店によっては1000円を超えるお通し代を請求される可能性もゼロではありません。一方で、無料でお通しを提供する店舗もあり、お店ごとに扱い方が異なります。