JR・京急・東急の蒲田駅長が揃って“入鋏ファンサ”。東急プラザ「蒲田を走る電車まつり」初日に行ってきた!

AI要約

東急プラザ蒲田では第4回「蒲田を走る電車まつり」が開催中で、鉄道ジオラマ展示やイベント体験、ゲストトークショーなどを楽しめる。

東急・JR・京急など3つの鉄道会社が乗り入れる蒲田地区は鉄道ファンに人気のエリアで、2024年にJR蒲田駅が開業120年を迎える節目でもある。

イベント初日には蒲田3駅の駅長が来場客に限定きっぷへ入鋏を行い、懐かしい硬券風きっぷにハサミで“カチカチ”と切り込みを入れるファン交流も行われた。

JR・京急・東急の蒲田駅長が揃って“入鋏ファンサ”。東急プラザ「蒲田を走る電車まつり」初日に行ってきた!

 東急プラザ蒲田(東京都大田区西蒲田7-69-1)は、「第4回 蒲田を走る電車まつり」を本日9月20日から29日まで開催している。

 期間中、7階イベントスペースに大規模な鉄道ジオラマを展示するほか、プラ板で作るオリジナル電車キーホルダーのワークショップ、東急東横線の運転シミュレータなどの体験型イベントを展開。また、ゆるキャラ(東急線のるるん、京急線けいきゅん、大田区はねぴょん)が登場する撮影会や鉄道グッズ販売、24日までは昭和の駅名標の手書き制作実演販売も行なう。

 そのほか土日祝限定で、東急電鉄 蓮沼駅ミニジオラマ組立教室、鉄道好き芸人で知られる吉川正洋さん(ダーリンハニー)ほかゲストを招いたトークショー、館内バックヤードからしか見られない電車風景の見学ツアーを実施。屋上パーク「かまたえん」では新幹線をモチーフにした限定カレー(800円)も味わえるという、電車尽くしのイベントとなっている。

 大田区の蒲田地区は、JR(京浜東北線)、京急(京急本線・空港線)、東急(池上線・東急多摩川線)の3つの鉄道会社が乗り入れることから都内大型ターミナル駅を除いてはめずらしく、ファンも多いエリア。2024年はJR蒲田駅が開業120年を迎えた節目でもあり、「蒲田を電車で盛り上げよう」と、4回目となる今年は内容をパワーアップして企画するに至った。

 イベント初日の今日は、JR東日本 蒲田駅 駅長 村田憲治氏、京急電鉄 京急蒲田駅 駅長 嘉山竜也氏、東急電鉄 蒲田駅 駅長 渡邉規康氏の3名が、来場客に配布した限定きっぷへ入鋏を行なうファン交流も行なわれた。普段はなかなか見る機会のない3駅駅長が揃い、昔ながらの硬券風きっぷにハサミで“カチカチ”と切り込みを入れてもらえるとあって、朝から多くの客が訪れた。

 主催者を代表して登壇した東急不動産SCマネジメント 東急プラザ蒲田 総支配人 磯部隆氏は、「当館は“オール蒲田”をキーワードにさまざまな活動をしており、街に来る人のきっかけを増やしながら、街に住む人・務める人の満足度を向上させるためには東西隔たりなく一体となって魅力を高めていくことが必要だと思っています」と話し、ぜひ各社の電車に何度も乗ってイベントに足を運んでほしいと呼びかけた。