奇跡の67歳‧天野佳代子さん・肌と心を健康に保つ秘策は「腸活」

AI要約

天野佳代子さんが腸活を始めて体調不良を改善し、健康を取り戻したエピソード。便秘や腸の炎症に悩まされていた過去から、発酵食品やサプリメントを取り入れた日常がどのように変化したかを紹介。

現在は玄米や発酵食品を中心に食事を摂り、乳酸菌やビフィズス菌をサプリメントで補う日課としている。腸の健康が心身の健康とつながることを実感し、心身の疲れや意欲不振にも良い影響を与えると語る。

おすすめの玄米やサプリメントを紹介しつつ、腸活の重要性や効果について語る。体調不良を克服し、20代、30代よりも健康でいられる秘訣を共有。

奇跡の67歳‧天野佳代子さん・肌と心を健康に保つ秘策は「腸活」

いつも元気で、いろんなことへの興味を失わない天野佳代子さんだが、実は数年前までは不調に悩まされていたのだとか。天野さんの心と体の元気を取り戻すきっかけになったのが「腸活」。今回は、不調改善へと導いた食品やおすすめサプリを紹介してもらった。

「20代、30代の頃より、むしろ今のほうが健康!」と言いきる天野さん。不調だった体が改善し始めたのは「腸活」がきっかけだったと言う。

「10年前までは、便秘に悩んでいました。内視鏡検査で判明したのですが、便秘薬の飲み過ぎで、腸が炎症を起こしていたほどです」

そんな天野さんを変えたのが、ある時期から始めた”おだやかな腸活”。

「薬のように急に効くものではないのですが、サプリや発酵食品など、腸にいいものを何かしら毎日摂るよう意識するようになってから、便通は自然に改善していきました。そこから体調もどんどんよくなり、腸の大切さを実感しました」

今では、玄米や味噌汁、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を中心に、乳酸菌やビフィズス菌などをサプリでフォローするのが毎日の日課に。

「年齢を重ねるとどうしても疲れやすくなったり、意欲も減退しがち。良好な腸内環境は、そんな心と体の健康をしっかりサポートしてくれます」

主食となるお米は、ビタミン、ミネラル、食物繊維たっぷりの「玄米」と「もち麦」をネットでお取り寄せ。

「いくら健康によくても、おいしくなければなかなか続かないですよね。とくにこの玄米はふっくら炊けて、本当においしくずっと続けています」

【左】残留農薬ゼロの玄米。ミルキークィーン・【右】水溶性食物繊維をたっぷり含み、腸内環境を整えるもち麦。白米に比べタンパク質もしっかり摂れる。栃木県産もち麦 もち絹香/玄米販売専門店ひらい

「サプリは効果を実感しているので、必ず何か摂るようにしています。乳酸菌などはいろいろな種類を摂取した方がいいと聞くので、同じものはずっと続けません。今の”お気に入り”はこの2つです」

【左】日本の発酵文化から発想を得た3つの成分「ビフィズス菌BB-12™ 」「アムラ果実」「ブルーベリー(浅間ぶどう)」が、全身に働きかけるプロバイオティクス パウダー。個装タイプで、ビフィズス菌は一袋に10億個以上配合。SHISEIDO アルティミューン™ プロバイオティクス パウダー /資生堂

【右】胃で消化されず、腸内細菌のいる消化管下部(大腸)に届き、「ビフィズス菌」「乳酸菌」「酪酸菌」を選択的に増やすオリゴ糖。ほのかな甘みがあり、ヨーグルトと相性抜群なだけでなく、お料理にも使えて便利。ケストース/アスパック企業

天野佳代子さん

1957年生まれ。音楽ライター、美容専門誌「美的」の編集者、「美的GRAND」の編集長を経て、美容ジャーナリストとして独立。豊富な美容知識と経験に裏打ちされた説得力あるアドバイスで大人気に。美容だけでなく、作家や漫画家、作詞家としての経歴もある多彩な才能の持ち主。

撮影/天日恵美子  ヘア&メイク/広瀬あつこ 取材・文/北林道子