「私の背中丸まってる…?」と思ったら【気がついた時にたった15秒】猫背改善簡単ストレッチ

AI要約

長時間のスマートフォンやパソコン作業により多くの人が猫背になっている。

猫背は姿勢だけでなく体の不調も引き起こす可能性があり、筋肉を鍛え伸ばすことが重要。

簡単な猫背改善ストレッチを実施することで、正しい姿勢を保つためのアプローチができる。

「私の背中丸まってる…?」と思ったら【気がついた時にたった15秒】猫背改善簡単ストレッチ

現代のライフスタイルでは、長時間のスマートフォンの使用やパソコン作業で、「猫背」になっている人がとても多くいます。そのまま放置しておくと、見た目が美しくないだけでなく、肩こりや腰痛の原因にもなりかねません。猫背改善のための簡単なストレッチをご紹介します。

■猫背とは

本来の背骨は、首から腰にかけての骨は前カーブ、背骨の中央を構成する骨は後ろカーブ、腰の骨は前カーブという、緩やかなS字状の曲線を描いています。しかし、長時間のパソコン作業やスマホを見る姿勢が続くと、背骨の中央を構成する「胸椎(きょうつい)」が後ろに大きくカーブしてしまって、猫背になってしまうのです。

■■猫背によって起こる体の不調

猫背をそのままにしていると、頭を支えるために後頭部や首の筋肉に負担がかかり、首こりや肩こりが発症しやすくなります。他にも、背骨まわりを通っている自律神経が圧迫を受けて、自律神経が乱れるなど、さまざまな体の不調を招いてしまう可能性があります。

■■猫背を改善するためにアプローチしたい筋肉

本来正しい姿勢を保つためには、たくさんの筋肉が働いています。猫背改善を目指すなら、以下のことを意識して運動をするのがおすすめです。

・弱くなっている首や背中の筋肉を鍛える。

・縮んで固くなっている大胸筋(だいきょうきん)と腸腰筋(ちょうようきん)を伸ばしてゆるめる。腹横筋(ふくおうきん)を鍛えて体幹部分を支え、美しい姿勢を保持する。

■1回15秒でOK!猫背改善ストレッチ

猫背改善のためのおすすめのストレッチをご紹介します。ヨガの「ラクダのポーズ」をアレンジしたものです。腰から反らしてしまうと、腰を痛めてしまうので注意しましょう。

①床にひざ立ちになり、足のつま先を立てます。足幅は腰幅程度に開き、手を腰に添えます。

②お尻の穴をキュッと締め、背中を反らしながら天井方向を見上げます。その時、肩を後ろに引き、胸の筋肉を伸ばしましょう。前ももからお腹の筋肉が、心地よく伸びているのを感じてください。腰が痛い場合は、反らす角度をゆるめて調整しましょう。

③呼吸を続けながら15秒ほどキープをしましょう。

ライター/上村ゆい(ヨガ講師)