結婚式の依頼を断られたゲイカップルに、90歳の祖母からメールが届く「頭を高く上げて、自分を誇りに思ってね」。海外
ニューヨーク在住のゲイカップルが結婚式の計画中、レンタル会社から差別を受け断られる。
式場を探す2人はノースカロライナ州に会場を見つけ、トロリーバスを手配しようとするも、キリスト教の会社から差別的なメールが届く。
ダニエルさんの祖母、ジニーさんから励ましのメールが届き、2人はジニーさんのサポートを受けて前向きに考える。
ニューヨーク在住のとあるゲイカップルは、結婚式を計画していましたが、レンタル会社から「同棲夫夫」であることを理由に依頼を断られてしまいます。落胆していた2人に届いた、おばあちゃんからメールが話題です。
ピープル誌によると、2人はノースカロライナ州西部に式場を見つけます。会場が山間の場所にあるため、参列者が移動しやすいよう、トロリーバスを用意しようと地域のレンタル会社に連絡しました。
すると、ゲイカップルからの依頼だと知った会社から、こんなメールが届きます。
「私たちはキリスト教の会社であり、自分たちが理解できる限り聖書に従うよう努めています。結婚は神が執り行う神聖なものであるため、私たちは男女以外の方への結婚に関連するサービスは提供しておりません」
この知らせを聞いたダニエルさんの祖母、ジニーさんは、2人に励ましのメールを送りました。
「2人ともこんにちは。私は怒りで胸がいっぱいです! でも、こんな偏屈者たちに、あなたたちの結婚式、そして私のワクワクを台無しにさせません」
「キリスト教の信念は、私たちひとりひとり、そして私たちが選んだ道を愛すること! 愛とは、私たちが選ぶパートナー、私たちの人生を完全なものにしてくれる人のことです」
「頭を高く上げて、自分を誇りに思ってね。2人はすばらしい。心から愛しています」
マットさんは、レンタル会社からのメールを読んで「ショックを受けた」といいます。ゲイカップルとしてしばしば厳しい待遇を受ける状況で、ジニーさんの存在は「人生の光」だとダニエルさんは語りました。
「祖母は、優しさと激しさを兼ね備えています」
「私自身にとっても、私たち2人にとってもすばらしい存在で、私たちの関係を支えてくれています」
2人は、今回の出来事をシェアすることで「私たちが直面している課題だけでなく、共に創造できる包括的な未来について、人々が話し合うきっかけになってほしい」と話します。