同性婚訴訟、福岡高裁は12月判決 原告「結婚祝福される未来を」

AI要約

九州に住む3組の同性カップルが同性婚を認めない法律に憲法違反があるとして、国に損害賠償を求める訴訟が福岡高裁で結審。

原告側は同性結婚を望み、幸せな未来を築きたいと訴える。熊本市の会社員こうぞうさんが家族と祝福される未来を求める。

判決は12月13日に発表予定。

同性婚訴訟、福岡高裁は12月判決 原告「結婚祝福される未来を」

 同性婚を認めていない民法や戸籍法の規定は憲法違反だとして、九州に住む3組の同性カップルが国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審が2日、福岡高裁(岡田健裁判長)で結審した。判決は12月13日。

 この日は原告側の意見陳述があり、熊本市の会社員こうぞうさん(41)が「私自身の小さな願いは、高齢の私の母と、パートナーの父が元気なうちに結婚をすること。双方の親から『おめでとう』と祝福されて結婚できる未来を生きさせて下さい」などと訴えた。