災害時は避難所へ行く前に、家の状態を写真に収める。水道とガスの元栓を閉め、ブレーカーを落としてから移動を

AI要約

避難所へ行く準備と過ごし方をまとめました。写真撮影や貴重品の選定、安否メモの残し方、お金の管理などの注意点が含まれています。

適切な服装や衛生管理、複数人での行動を通して、安全に過ごすための知恵が提供されています。

非常時の行動計画を事前に立て、冷静に行動することがポイントです。

災害時は避難所へ行く前に、家の状態を写真に収める。水道とガスの元栓を閉め、ブレーカーを落としてから移動を

豪雨や地震などの災害に見舞われた際に役立つ知恵をまとめました。非常時にこの記事を参照することで、落ち着いて行動する助けになることを願います(編集部)(イラストレーション◎seesaw.)

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◆避難所へ行く準備と過ごし方

避難所に向かうと決めたら、まずは自宅を空ける準備を。共同生活では、決められているルールを守り生活しましょう

(1)写真を撮る。貴重品を選ぶ

地震保険、家財保険、罹災証明書の手続きを考えて、片づける前に家や室内の状態を写真に収めておく。避難所へ持っていく貴重品(印鑑、運転免許証や健康保険証などの身分証明書、不動産・保険関係の書類、現金、貴金属類など)を選ぶ

(2)水道とガスの元栓を閉め、ブレーカーを落とす

電気やガスが復旧した際に、火災やガス漏れによる爆発などの二次災害が起こらないようにする

(3)安否メモを室内に残す

自分や家族の安否、避難先を書いたメモを家の中に残しておく。防犯上、玄関など家の外には貼らない。家の鍵をかけて避難所へ移動する

(4)LINEやSNSで安否や避難先を知らせる

電話が通じなくなることを想定し、安否や避難先をLINEやSNSを使って連絡しておく

(5)動きやすい服装を

避難所へ向かう道中は、電柱が倒れていたり、道がひび割れていたりするおそれがあるため、安全な格好で。レインコートも忘れずに

(6)衛生面に気をつける

避難所ではたくさんの人と共同生活を送ることになるため、風邪など感染症が流行りやすい。マスクを着け、消毒や換気などをこまめに行う

(7)お金の管理は厳重に

不特定多数の人が出入りする環境では、窃盗などの事件が起こることも。貴重品は常に体から離さないように持ち歩き、寝る時も油断は禁物。また、お金の話はしない

(8)複数人で行動する

犯罪から身を守るため、避難所内はもちろん、一時的に自宅に戻る際も家族や友人など数人で行動を。またトイレや着替えを行う際は、使うスペースに不審な点がないかを確認してから使用し、外で見張ってもらうなど対策をとる