小型船舶免許にはどれくらい種類があるの? 習得にかかる費用も教えて!

AI要約

小型船舶免許の種類や習得費用について解説。

学科試験と実技試験を突破する必要性。

船舶免許更新に必要な費用や手続きについて。

小型船舶免許にはどれくらい種類があるの? 習得にかかる費用も教えて!

小型船舶免許を取得すると、マリンスポーツや釣り、クルージングなど、海の楽しみが広がります。

小型船舶免許にはいくつかの種類があり、取得にかかる費用も異なります。

そこで今回は、小型船舶免許の種類と習得にかかる費用について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

小型船舶免許には以下の4つの種類があります。

・1級小型船舶操縦士免許

・2級小型船舶操縦士免許

・湖川小出力限定免許

・特殊小型船舶操縦士免許

乗り物の大きさや排気量などで区分けされる車やバイクの免許とは異なり、小型船舶免許は操船場所や陸岸からの距離で区分されます。表1では、主要な小型船舶免許の種類とそれぞれの特徴、習得費用の一例について紹介します。

※ヤマハ発動機株式会社「船舶免許取得コース・料金について」を基に筆者作成

どのようなマリンアクティビティを楽しみたいかによって、必要な免許の種類が変わってきます。また、実際の費用は、教習所やコースによって異なる場合があります。

小型船舶免許取得には学科試験と実技試験の2つを突破する必要があります。

学科試験では、船舶操縦者の心得・交通の方法・運航などについての知識が問われ、問題はすべて4つの選択肢から正しい答えを選んでマークシートに書き込む形式です。学科試験の合格基準は各科目が半分以上正解で、各科目合計65%以上の得点が目安といわれています。

実技試験では実際に船を操縦して審査を受けることになるので、試験に合格するためには、十分な準備と練習が必要です。

■船舶免許は更新が必要

船舶免許は取得して終わりではなく、継続して使用するためには更新が必要であり、維持費用も発生します。更新講習実施機関で免許を更新する際に必要な費用の一例は、表2の通りです。

※船舶免許更新センター「ご利用料金」を基に筆者作成

記載事項の変更がある場合は総額が1万2500円、免許証を紛失している場合の総額は1万3500円です。もっとも、更新講習実施機関は全国に複数あるため、機関ごとに利用料金は異なる場合があります。