キュウリ栽培のプロが警鐘を鳴らす、やってはいけないお手入れと害虫対策
キュウリの栽培の手順や注意点について紹介されています。暖かい環境で育てるのがおすすめで、肥料や水分にも気を配る必要があります。
キュウリは日当たりがよく風通しの良い場所を好むため、栽培場所の選定も重要です。露地や鉢植え、温室などでも育てられます。
過剰な肥料の使用や不適切な管理は植物の健康に影響を与えるため、適切な栄養管理が重要です。
ほんのり甘くてみずみずしく歯ごたえのあるキュウリ。夏のサラダを華やかにしたり、おいしいディップを引き立てたりするのにぴったりの食材です。家庭菜園で育てればこれ以上ないほどおいしいキュウリが手に入ります。
ガーデニングブログ「She Grows Veg」を書いているルーシー・ハッチングスによるとキュウリの栽培はちょっぴり手強いそう。
「寒さに弱い植物なので低温や霜には耐えられません。でも挑戦してみる価値は十分にあります」
キュウリの種まきは霜が降りなくなってから6月までの間に行います。そして5月から7月の間に移植します。
次のシーズンにはキュウリの栽培にチャレンジしてみませんか？ 専門家が必要な知識をすべて伝授してくれました。
キュウリの原産地は東南アジアなので、暖かくて乾燥した気候に適しています。
「キュウリは日当たりがよく暖かいところを好みます。反対に風の強い場所は苦手です。ですから温暖で明るく、背後に壁があって風にさらされないような場所を選びましょう」とルーシー。
キュウリは露路でも温室でも、鉢植えにしてベランダや中庭でも育てられます。とはいえ鉢植えで栽培するときは地面に植える場合よりも乾きやすいので、水やりに気を配るようルーシーはアドバイスしています。
キュウリに必要なのは養分と水分が豊富な土壌です。
「地植えで育てる場合には堆肥を土の表面に敷き詰めましょう。そうすると養分が土に染み込み、土が豊かになります。鉢植えで育てるなら新しい堆肥を入れるのがおすすめです」とルーシーは説明しています。
おすすめは2週間に1度、液体肥料を入れること。オーガニックのものを使うことが大切です。
「収穫したものを自分で食べるのですから、私はいつもオーガニックのものを使うように勧めています。化学肥料をどっさり使って育てたものを自分で食べるのは避けたいでしょう」
ポイント：
「肥料をたくさん与えれば植物が健康になったり、実ががたくさん成ったりするわけではありません。説明書の指示に従って与えましょう。いい肥料でもたくさん与えると植物が枯れてしまうこともあります」
