【独自】どこから?新幹線の中に“迷いインコ”…京都から東京 約500kmの“旅路”も捕獲され警察へ SNSきっかけで飼い主のもとに

AI要約

京都発の東海道新幹線で乗客になりすましていたインコが発見される。

外国人の肩に乗って乗車し、無事飼い主と再会する。

飼い主のSNS投稿がきっかけでインコの「キセキの再会」が実現し、現在は元気に過ごしている。

【独自】どこから?新幹線の中に“迷いインコ”…京都から東京 約500kmの“旅路”も捕獲され警察へ SNSきっかけで飼い主のもとに

京都発の東海道新幹線の中で、乗客かのように座席に座る“インコ”がカメラにとらえられた。

インコは、約500kmを移動し東京駅に到着したが、実は車内に飼い主はおらず、外国人乗客の背に乗って乗車していた。

飼い主がSNSでの“尋ね鳥”をしていたことで、無事飼い主と再会した。

京都発の東海道新幹線で、夏の帰省ラッシュの7日午後1時ごろ、行儀良く背もたれの上にちょこんと座る1羽の“インコ”を乗客が発見した。

乗客のペットが逃げてしまったのかと、「持ち主いない?」と車内に待機していた警備員があたりを探すも、飼い主は見当たらない。

肩に乗ったインコに、乗客は「どっから入ったんや?」と、笑い混じりの声が上がっていた。

いったいどこから乗車したのか、その謎の答えは撮影者が目撃していた。

撮影者は、「京都駅から海外の観光客が乗車されてカバンのところにインコが乗っていた」と話す。

撮影者によると、インコは京都駅で乗車した。

そして、なんと新幹線を待つ外国人の肩に飛び乗り、それに気づかれないまま一緒に乗り込んでしまったという。

撮影者も興味深いインコの行動に、「冒険ですね。なんか旅したかったんでしょうね」と思いをはせていた。

京都から終点の東京まで約500km。

“迷いインコ”の大冒険が始まるかと思いきや、「インコは乗務員2名の方で優しく捕まえて保護されていた」という。

京都駅から乗り込んですぐに乗務員2人が捕獲し、“迷いインコ”は東京駅で警察署に預けられたという。

その後、飼い主は、インコが乗車した京都に住む女性だったことがわかった。

実は、女性は動画が撮影された前日に、SNSに「迷いインコを探しています」という投稿を行っていた。

投稿画像と新幹線の中で撮影されたインコを見比べると、顔周りが赤く、緑色のからだで特徴が良く似ていて、“同一インコ”とみられる。

飼い主の女性に話を伺うと、「Xでいろいろ協力してくださった方がたくさんいて。そういう人たちのおかげで起きたキセキなんじゃないかと思っています。会えたのは皆さんのおかげだと思っています」と話し、SNSでの協力に深く感謝している様子だった。

SNSへ情報提供を呼びかけたことがきっかけで、飼い主と無事“キセキの再会”を果たすことができたインコ。

現在は、特に体調などに問題はなく、元気よく過ごしているという。

ただ、逃げたきっかけとなった、室内での放し飼いには気をつけていると語っている。

鳥の放し飼いには、十分な注意が必要だ。

(「イット!」 8月20日放送より)