アルピーヌA110に新しいカスタマイズ・プログラムが始動 これまで以上にオーナーの要望に応える

AI要約

アルピーヌ・ジャポンは、2024年8月22日に新たなオプション・プログラムとなる「ATELIER」(アトリエ)をスタートさせた。

アトリエは、グレードによって制限があるものの、全グレードが対象の「ATELIER ALPINE」と、「A110S」及び「A110Rチュリニ」が対象の「ATELIER COLLECTION」の2つプログラムが用意されている。

アトリエ・アルピーヌでは、ボディ・カラーやホイール、内装などさまざまなオプションが自由に選べる。また、A110Rチュリニ専用のアクラポヴィッチ製チタンエグゾーストが新たにオプション設定された。

アルピーヌA110に新しいカスタマイズ・プログラムが始動 これまで以上にオーナーの要望に応える

アルピーヌ・ジャポンは、「アルピーヌA110RTURINI」(チュリニ)の再販売モデルの受注開始と同時に、2024年8月22日に新たなオプション・プログラムとなる「ATELIER」(アトリエ)をスタートさせた。

◆アトリエ・アルピーヌとアトリエ・コレクション

アトリエは、幅広いオプションが用意されていた「アトリエ・アルピーヌ」に代わる新しい受注生産プログラム。グレードによって一部オプションに制限があるものの、全グレードが対象になる「ATELIER ALPINE」(アトリエ・アルピーヌ)と、「A110S」及び「A110Rチュリニ」が対象の「ATELIER COLLECTION」(アトリエ・コレクション)の2つプログラムが用意されている。

◆色、ホイールなどが自由に選べる

アトリエ・アルピーヌは、従来の受注生産プログラムと同様、ボディ・カラーをはじめ、アルミホイールやブレーキ・キャリパー・カラー、内装の素材や色、ハンドル位置を自由に組み合わせることが可能になっている。

今回、A110Rチュリニ専用のアクラポヴィッチ製チタンエグゾーストが新たにオプション設定された。チタニウム合金の高い成形技術を用いたハイエンド・エグゾースト・システムを製造するアクラポヴィッチが「A110 R TURINI」専用に開発したもので、ノーマルのエグゾーストよりも3.47kg軽量になっている。さらに、バックファイア音が特徴的なものにチューニングされるなど、サウンド・クオリティも向上。またテールパイプには、「AKRAPOVIC」のロゴが刻印され、見た目もスポーティに仕上げられている。

また、「A110」、「A110GT」、A110Rチュリニで新たにオレンジ・キャリパーが選べるようになった。

◆アルカンターラ内装を設定

A110SとA110Rチュリニが対象のアトリエ・コレクションはインテリアが専用のアルカンターラ仕様になるのが最大の特徴。専用の4色を含めた6色のボディ・カラーと4色のインテリア・カラーが用意され、そのうち、A110Sには12通り、A110Rチュリニには14通りの、デザイナーによってコーディネイトされた組み合わせから、ユーザーは好みのものをチョイスする。内外装のほかに、アトリエ・アルピーヌ同様、ホイールやブレーキ・キャリパー・カラーも選択可能だ。

受注生産プログラムの価格は、アトリエ・アルピーヌの場合、ボディ・カラーが14万円~110万円、アルミホイールが11万円~18万円。ブレーキ・キャリパーが6万5000円。インテリアが3万5000円~36万円、エアロ・キットが81万円、カーボン・ルーフが35万円、セミスリックタイヤ(ミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ 2)が10万円、アクラポヴィッチ製チタンエグゾーストが120万円となっている。

アトリエ・コレクションでは、ボディ・カラーが80万円~125万円。A110Sのインテリアが25万円、A110Rチュリニのインテリアが60万円。ホイールが14万円、ブレーキ・キャリパーが6万5000円。エアロ・キットは、81万円、カーボン・ルーフは35万円、セミスリックタイヤ(ミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ 2)が10万円、アクラポヴィッチ製チタンエグゾーストは、120万円となっている。

文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)