今回は並べば買える! アルピーヌA110の最速モデル、Rチュリニが再販 台数や期間に縛りナシ

AI要約

アルピーヌ・ジャポンは、2024年8月22日にA110のトップ・モデルとなる「A110R TURINI」(チュリニ)の受注を開始した。

現行型のアルピーヌA110は、2017年に登場し、高性能バージョンや限定車を設定している。

A110Rチュリニは、3度目の販売となるモデルで、エアロダイナミクスや軽量化、専用セッティングなどが施されている。

エクステリアの装備にはカーボンパーツや専用エアロキットが採用され、インテリアはブルーカーボン・モノコック・バケットシートやマイクロファイバーが使われている。

シャシーは専用セッティングを施し、調整式ダンパーやスプリング、アンチロールバーを持つ「ラディカルシャシー」となっている。

今回の販売では、制限なく受注数全体が販売され、新しい受注生産プログラム「ATELIER」も用意されている。標準仕様の価格は1550万円となっている。

今回は並べば買える! アルピーヌA110の最速モデル、Rチュリニが再販 台数や期間に縛りナシ

アルピーヌ・ジャポンは、2024年8月22日にA110のトップ・モデルとなる「A110R TURINI」(チュリニ)の受注を開始した。

◆ベースモデルは2017年に登場

現行型のアルピーヌA110は、1960年代初頭に登場したブランドを象徴する名車である初代A110ベルリネットにインスパイアされて2017年に誕生。高性能バージョンや限定車を設定するなど、発売後も2シーター・ミドシップの資質を磨き上げている。

◆第1弾は24台限定

A110Rチュリニは、A110Rの後を継ぐモデルとして2024年1月に第1弾が24台限定で、さらに2024年3月に第2弾が40台限定で販売された。つまり、今回は3度目の販売ということになる。

F1をはじめとするモータースポーツで培われたノウハウを活かし、バランスの最適化が図られたエアロダイナミクスや多くのカーボン・パーツの採用による軽量化が盛り込まれている。さらに、シャシーはハンドリングのレベルを大きく引き上げた専用セッティングとなる。

◆カーボン・パーツと専用エアロ

エクステリアの主な装備は、ボンネット、ルーフ、サイド・スカート、リア・フード、リア・ディフューザーがカーボン製となる「カーボンパック」とフロント・スプリッター、スワンネック・マウントのカーボン製リア・スポイラーのA110R専用エアロキット、前輪ブレーキ・クーリングダクト、二重構造デュアルエグゾーストを装着。また、AピラーとCピラーは「ノワール・プロフォン・メタリック」塗装によるブラック仕上げとなる。タイヤは、セミスリック・タイプのミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2で、スタイリッシュなデザインのマットブラックのアロイホイール「GT RACE」を組み合わせる。

インテリアには、サベルト製ブルーカーボン・モノコック・バケットシートと6点式レーシングハーネスを装着。ルーフ・トリムとダッシュボード、センターコンソール、ドア・パネル、ステアリングはマイクロファイバーとなる。さらに、センターコンソールにはシリアルナンバー付きの専用プレートが備わり、オーナーの所有する喜びを満たしてくれそうだ。

◆シャシーも専用セッティング

調整式ダンパーのほか、専用セッティングのスプリングとアンチロールバーを持つ「ラディカルシャシー」による走りは、速さはもちろんのこと、乗り心地も両立したとしていて、日常使いもカバーする使い勝手の高さも魅力となっている。

3回目の販売となる今回は、台数や期間に制限は設けず、受注された全数が販売される。また、アクラポヴィッチ製チタンエグゾーストがオプション設定されたほか、新しい受注生産プログラム「ATELIER」(アトリエ)も用意され、第1、第2弾以上に幅広いカスタマイズに応えられるようになった。

標準仕様の価格は1550万円となっている。

文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)